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新装版 名草戸畔 古代紀国の女王伝説(ポストカード付)

¥2,310 税込

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2006年にスタートした名草戸畔をめぐる旅は2026年で20周年になります。長らく絶版になっていた『名草戸畔』の本にニシキトベの伝承を加え、320ページの『新装版 名草戸畔 古代紀国の女王伝説』として再発売します。

【名草戸畔伝承とは】
名草戸畔伝承とは、名草地方(現在の和歌山市と海南市)で語り継がれてきた古代の女王・名草戸畔(なぐさとべ)の伝説です。名草戸畔とは紀国(きのくに/現在の和歌山県)におよそ2千年前に実在したと思われる女性首長のことです。『日本書紀』には、ひと言だけ、「神武に殺された」と記されています。土地には、名草戸畔の遺体を、頭、胴体、足の3つに分断し、3つの神社に埋めたという伝説もあります。多くの人は、名草戸畔は神武あるいは神武軍によって、遺体を切断されたといいます。ところが名草地方では、一般的に語られていることとは違う伝承が残されていました。「名草戸畔は戦死はしたけれど、神武に殺されてはいない」。それは郷土史家・小薮繁喜さんと、海南市の「宇賀部神社(うかべじんじゃ/通称=おこべじんじゃ)」宮司家出身・小野田寛郎さんが土地の伝承や「口伝」によって伝え聞いてきた物語でした。土地に息づく伝承は、王権が作った『日本書紀』とは違う、名草の民の視点の物語でした。小薮さんと小野田さんは、幼い頃からこの伝承を聞いて育ち、自分たちを遠い昔の名草戸畔の子孫と信じて生きてきました。伝承や口伝には、史実かどうかの問題ではなく、その土地に暮らす人たちの「大切な思い」が詰まっているのです。この本では名草の人たちの思いを紐解きながら、そこから見える古代日本の風景を描いてみました。この本を通して、最後の伝承保持者の2人の心のなかにある名草戸畔に触れてもらえたら幸いです。

【新装版について】
2010年12月に初版を発売してから13年の歳月が流れた23年12月、またしても不思議な出会いにより、丹敷戸畔(にしきとべ)の口伝の断片を採集しました。新装版では、丹敷戸畔についての原稿を少しだけ加筆し、発行させていただきます。文書に書かれることなく、口伝により残されてきた「生きた伝承」を末永く世に伝えていくことができれば幸いです。

【仕様】
著者:なかひら まい
発売日:2026年1月24日
定価:2,100円+税
仕様:四六判
頁数:320p
発行:スタジオ・エム・オー・ジー

【当オンラインショップ限定特典】
表紙のデザインのポストカードを1冊につき1枚同封します

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